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執筆者の写真akiko

OMO5沖縄那覇 by 星野リゾート

星野リゾートが手がける「OMO(おも)」というブランドは、都市観光に最適な立地で、地域の観光をサポートするホテル。今回、初めて那覇にある「OMO5沖縄那覇(おもふぁいぶ)by 星野リゾート」に宿泊してきました。


「OMO」ブランドがテーマに掲げているのは「寝るだけでは終わらせない、旅のテンションをあげる都市ホテル」。ガイド付きツアーを毎日開催していたり、ガイドブックには載っていない近所のおすすめスポットを紹介したり、OMOベースというパブリックスペースを設けていたりします。


私も普段、プロモーションやツアーで全国の都市部を回る時は、ホテルというのはほぼ「寝るための場所」という役割を果たせばいいと考えられるため、よほどのことがない限りリゾートホテルやラグジュアリーホテルではなくいわゆる「ビジネスホテル」に泊まることになります。しかし、たとえビジネスでの利用であっても、ホテルはただ「寝る」ための場所としてだけではなく、居心地や使い勝手、そしてプラスαの観光的な要素を重視して選びたい、というのが正直なところ。

「OMO」には星野リゾートらしいアイディアとワクワクがいっぱい詰まっています。その魅力をご紹介していきます。




部屋は「ダブルルーム」「ツインルーム」「やぐらルーム」と3タイプあります。どの部屋も限られたスペースを有効利用するための工夫が随所にされています。

とくに私が泊まった「やぐらルーム」は革新的な作りで、これは女子旅やグループで過ごすのも絶対楽しいはず!





一階にある開放的な「OMO カフェ」は、カフェ&バーとして外来のお客様の使用も可能です。朝には、クロックムッシュ、フレンチトースト、ピザトーストなど5種類のパンメニューから選ぶ朝食メニューをいただくことができます。




星野リゾートはずいぶんと以前からSDGsに積極的に取り組んできた企業、という印象があります。

今年4月からはプラスチック資源循環促進法が施行され、多くのホテルで据え置きのアメニティをなくすなど使い捨てプラスチックを減らす努力が見られますが、OMOが意識を向けているのはプラスチックだけではありません。

部屋にセットされている館内着は、たとえ使用されなくても毎回クリーニングに出さないといけないため、環境問題を考え、館内着は据え置きではなく有料で貸し出しというスタイルにしているのだそう。

私たちは環境問題について、サービスの対価と「つかう責任」を、ホリスティックに考える必要があります。







2階は、足を伸ばしてくつろげる広々ソファを備えたラウンジエリア。

琉球工芸品と沖縄の魅力を紹介する書籍が並ぶ落ち着いた空間でリラックスしたり、友人とゆんたくしたり。

またパソコンデスクやコンセントも完備されており、ここでリモートワークしている方もちらほら。

仕事もはかどりそうな快適なスペースです。



夏の間、様々な柄のやちむん(焼き物)から選んだやちむんビアグラスでビールを楽しむ「やちむんビアベース」が開催中です。

ビールとセットになった、地元のとんかつレストランYAMASHiROさんとコラボしたカツサンドも美味しいです。

お気に入りのグラスに冷たいビールを注いで乾杯!



「ご近所マップ」にはOMOが独自にリサーチした、近隣のおすすめの食事処やスポットが掲載されています。

これはOMOが目指していることの一つに「近隣地域の活性化」があるから。

地元の魅力を紹介し、連携しながら、楽しい旅のアイディアを提案してくれています。





「ご近所ガイドOMOレンジャー」が案内してくれる「裏国際通りさんぽ」に参加しました。

ガイドブックには載っていない、裏国際通りのディープな居酒屋やお店などを紹介してくれるツアーはおすすめです!

私は以前、何度かこの辺りをうろうろしたことがありますが、ただでさえ方向音痴ですぐに迷ってしまうので、ガイドしてくださる方がいるととてもありがたいし、地元の方しか知らない情報をたくさん聞けて、美味しいお土産もゲットできて、大満足!




「OMO5沖縄那覇 by 星野リゾート」では、他にも「那覇シーサーさんぽ」「スーパーマーケットレンジャー」「首里城講座」など、知られざる沖縄を満喫できるアクティビティがたくさん用意されている他、季節ごとのイベントも開催されているので、どんな季節でも楽しい観光の提案をしてくれるはず!



OMOは、旅のテンションをあげてくれるホテルの新しい形。本当に、寝るだけではもったいないのです。

今月は札幌と小樽のOMOにもお邪魔するので楽しみ。そちらも改めてご紹介しますね。

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